子どもを叱ったり怒ったりするのは良くないと分かっているから、もっと子どものことを褒めてたい
でも、実際どのタイミングでなんて褒めればいいか分からないで悩むママパパって意外と多いんです
褒めてあげることが増えれば、子どもも親も笑顔になれてお互いにストレスを感じることが減ります
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僕は0歳(息子)と2歳(娘)の二児のパパです
医療専門職として療育経験あり
この記事では
- なぜ子どもが怒られるような行動をとるのか
- 怒ることのデメリット
- 具体的にどのように褒めてあげればいいのか
をそれぞれ分かりやすく解説します
- 子どものイタズラに見える行動の多くは親の気を引きたいだけ
- 怒ることは子どもも親も嫌な気持ちになるだけ
- 怒りたい気持ちを一旦抑えて、その前までの過程を褒めてあげよう
子どもを怒ることがよくない3つの理由
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そもそも何で子どもを怒ることはよくないと思うのでしょうか?
意外とそれをすぐに答えられる大人って多くないかもしれません
何で子どもを怒ることがよくないのか3つのポイントにまとめました
- 叱ると怒るは意味合いが異なる
- 本当に伝えたいことが伝わらない
- 子どものイタズラに見える行動には理由がある
叱ると怒るは意味合いが異なる
- 叱るは『子どものことを考えて発する言葉』
- 怒るは『大人の一方的な都合を発した言葉』
たかが言葉の違いかもしれませんが、子どもを怒った後に落ち込んでしまうママパパは多いと思います
今発した言葉は子どもの幸せを思って発した言葉だったのか考えてみましょう
そうであれば、それは叱るという子どもにとっても大切なやり取りなので決して落ち込む必要はない
もし、大人の都合で発した言葉であれば次から気をつければいいだけです
親だって人間なので仕方ありません
まずはそんな状態にある自分自身を優しくしてあげてください
本当に伝えたいことが伝わらない
子どもだけでなく、大人の僕たちにも言えることですが怒られる時ってすごく緊張しますよね
怒られる空気感を感じ取った瞬間から「怒られるよ。嫌だな。」と頭がフリーズして考えることをやめます
早く終われ早く終われと願うばかりです
子どもはそれがより顕著に出ると思ってください
- どんなに怒ってもその言葉は子どもの耳に入っていない
- 怒られたという嫌な思いだけが残り、肝心の何で怒られてしまったのかということは全く伝わっていない
子どもに何も伝わっていないにもかかわらず、怒ってしまった親は何であんな言い方をしてしまったんだろうと後から罪悪感に押しつぶされそうになるんですから、怒ることには損しかないのです
子どものイタズラに見える行動には理由がある
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子どもがイタズラに見える行動をとる理由は親に甘えたかっただけがほとんどです
子どもたちはそれまでたくさん頑張って疲れちゃったから、甘えたい気持ちが出て、大人にとってはイタズラに見える行動をとってしまっただけなのです
だから怒るのではなく
それまでの過程を褒めてあげる
いっぱいいっぱい頑張ったのですから褒めてあげましょうよ
- 褒められることで子どもに自己肯定感が芽生え、次の挑戦の糧となります
- 大人は子どもを褒めたことでイライラしていた気持ちに余裕が生まれます
イタズラに見える行動についてはモンテッソーリ教育の中でも解説しております
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どうやって褒めればいいか場面ごとに解説
ここからはどのように褒めてあげるといいのかいくつか例を挙げていきます
どんなことでも褒めてあげることが大切
イタズラに見える行動の前に注目すればたくさん褒めてあげなくちゃいけないことが出てきます
子どもたちも褒められたことで心を開いて、次に伝えたいことをちゃんと聞いてくれるようになる
テーブルの上に乗ってしまう
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目を離している間に子どもがテーブルの上に乗って楽しそうにしている
「テーブルに乗って遊んじゃダメでしょ!早く降りなさい!!」
と怒りたくなりますよね
ではなぜテーブルの上に乗ってしまったのか理由を考えてみましょう
- 大人に注目してもらいたかった
- 高い所の物を取りたかった
- 上り下りの遊びをしたかった
が考えられます
それぞれの理由で声掛けを考えてみます
- 1.大人に注目してもらいたかった
-
「ママパパが居なくても一人で遊んでいてえらかったね。でもね、テーブルの上に乗るのは危ないからやめようね。こっちで一緒に遊ぼうね。」
- 2.高い所の物を取りたかった
-
「自分で取ろうと思って頑張ったんだね。でもね、テーブルはご飯を食べるところだから乗らないんだよ。今度からは手が届くところに置いておくね。」
- 3.上り下りの遊びをしたかった
-
「高い所も登れるようになったんだね。でもね、テーブルは登って遊ぶところじゃないの。公園だったらたくさん登れるところがあるね。行ってみようか。」
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食事中に歩き回ってしまう
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食事がまだ途中なのに突然立ち上がって歩き回ってしまったときに
「まだご飯を食べてるんだから歩かないで座りなさい!食べないならご馳走様でしょ!」
と怒りたくなりますよね
なぜ食事中に歩く回ってしまったのか考えてみましょう
- 大人に注目してもらいたかった
- お腹いっぱいになってしまった
- おもちゃが目に入って遊びたくなった
が考えられます
- 1.大人に注目してもらいたかった
-
「お米もお野菜も頑張って食べてえらいね。次は何を食べようか?歩かないで座って食べてみよう。上手に座れてすごいね。」
- 2.お腹いっぱいになってしまった
-
「たくさん食べてくれてありがとうね。どれが美味しかったかな?終わりにしたかったらご馳走様しようね。頑張って座って食べれててかっこよかったよ。」
- 3.おもちゃが目に入って遊びたくなった
-
「ここまで集中してよく食べれてたね。ご飯の時はおもちゃはやめようね。ご馳走様したらまた遊ぼうね。」
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最後も褒めるのを忘れずに
子どもたちが少しでも話を聞いてくれたのであれば
「パパの話を聞いてくれてありがとうね。」
とすかさず褒めましょう
その積み重ねがイタズラに見える行動の改善につながるのです
まとめ
子どもたちがイタズラに見える行動をとるのは親に甘えたいときだけです
そこに至るまでにたくさん頑張っていた子どもたちをまずは褒めてあげてください
まず褒めるということをやることで、
親自身も一度冷静になり、怒るのではなく必要なことを伝えるということができるようになります
すると罪悪感を感じるようなことはなくなるはずです
もちろん、僕たちは全知全能の神様ではないので、頭で分かっていてもついカッとなって怒ってしまうこともあるはずです。それ自体が完全に悪だというつもりはありません
でも、少しずつ方法を変えていくと育児が楽になるということは知っておいてください
普段からこのように育児を少しでも楽にするためのやり方について発信しております
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それでは、
またね。
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