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子どもの偏食の原因は?3つの対処方法で子どもが食べてくれるようになる!

子どもが食材によっては全く食べてくれない、偏食を乗り切るために色々と調理に工夫を凝らしても食べてくれないとガッカリしちゃいます

そんな時に「○○食べたら、○○あげるよ。」とご褒美でつってしまうことありませんか?
これはヤバいですよ!!

なぜなら、子どもの偏食に対してご褒美でつることは逆効果になるからです

ゆっち

僕は子育て真っ只中の2児(0歳・2歳)のパパです
作業療法士として療育の経験あり

この記事では

  • なぜ子どもが偏食をするのか
  • どうすれば偏食が改善されるのか

についてそれぞれ詳しく説明します

この記事の結論としてはこの3つのポイント
  • 食材を身近に感じられるようにサポート
  • 小さく用意して警戒心を解く
  • 最後はやっぱり褒めて食事を楽しむ

簡単にできることなのでぜひご活用ください

偏食は生命を守ろうとする本能

まず、皆さんに知って安心してほしいのが、2歳児の2人に1人は偏食です

研究データとして証明されていることなので、決して「うちの子だけかしら」と焦る必要はありませんよ

4歳くらいまでは『偏食じゃない子ども』より、『偏食の子ども』の割合の方が多いという統計結果が出ている!

なぜ子どもは偏食になりやすいのでしょうか?

本能で自分の命を守ろうとするからです。

子どもは1歳過ぎたくらいから一気に行動範囲が広がり活発に動き回り始めます

お子さんがお口に小さいものを運んでヒヤッとした経験がある方も少なくないのではないでしょうか

何でも口に入れて確認したくなってしまう子どもだから、身体に良くないものは食べてしまわぬように偏食となるのです

つまり、

一度も口にしたことのないものや、一口食べてもう食べないっていうのは本能で食べたらヤバいものという認識をしてしまっているからなんです

疑問

どうしたらその認識を変えてあげられるでしょうか?

子どもの偏食、ご褒美は逆効果!?3つのポイントを抑えよう

食材を身近に感じられるようにサポート

子どもの警戒心は強く、目の前に食べなさいと言われて出されても、それが何なのかわからないので手を付けるまでに時間がかかります

まずはその警戒心を解くために繰り返し食卓に登場させましょう!

何をいまさらと思いますよね

多くのママパパがやっていることだと思います

しかし、繰り返し登場させるということは、3回5回の話ではありません

15回は出し続けましょう

根性論みたいで嫌ですよね

僕も嫌です

でも、『15回ルール』という根拠に基づいた回数なのです

全ての子どもの偏食が改善されるとまでは言えませんが、多くの子どもが15回出し続けられたことでその食材に慣れて食べられるようになっているのも事実なのです

叫び

ちょっと15回は多すぎるよ!
もっと簡単に慣れてもらう方法ってないの?

子どもと一緒に食材を買いにスーパーへ行きましょう

初めて見る得体の知れない生き物を目の前に連れてこられ、抱きしめてみなさいって言われても怖いですよね

それと同じことが食べ物でもいえることなので、下記のステップをふんでみましょう

STEP
子どもたちと一緒にスーパーで食材を見る

これから食べるものが何なのかを確認し身近に感じてもらいます

STEP
子どもたちに食材を手に取ってもらい、買い物かごへと入れてもらう

食材を肌で感じ、かごに入れることで自分で選んだものを買ったという体験をしてもらいます

STEP
調理を手伝ってもらう

レタスを千切るなど子どもでも簡単にできることを手伝ってもらい、自分で調理したものとして身近に感じやすくしましょう

STEP
食べる時の声掛けが重要

食べる時に「これ○○くんが選んでくれたキノコだね。こっちは○○くんが料理してくれたレタスだね。どれも美味しそうだね。」と声掛けをすることで、子どもは達成感・満足感が得られ自ら進んで食べ始めてくれます

子どもにとって得体のしれない謎の食材が、自分たちで買って調理した身近な食材へと変化するのです

小さく用意して警戒心を解く

私たちも目の前に予想以上にデカ盛りの大皿が出てきたらビビりますよね

それと一緒で子どもたちもたくさん盛られたお皿が出てきて全部食べなさいと言われても、手を付けにくく警戒してしまうのです

なので、

お皿の上にほんの少し用意して出します
すると全部食べるというハードルが一気に下がり警戒心を解けます

2口食べただけでお皿は空になり、全部食べたという達成感と成功体験ができるのです

ここで「きれいに食べれたね。すごいね。」と褒めてあげましょう

次に、さっきよりも少し増やしてもう一度出します

これを繰り返すことで子どもから「もっとちょうだい。」が出たのなら大成功です

最後はやっぱり褒めて食事を楽しむ

前述で少し触れましたが、褒めることに勝るものはありません

食べない時は叱るのに、普通に食べているときは何も言わないってことになっていませんか?

ここまで読んでくれた皆さんならもうお分かりですよね

ゆっち

食べてくれることってすごいことなんだよね!

だから、

  • 「上手にうどん食べれたね。」
  • 「レンコンシャキシャキ美味しそうな音して食べるね。」
  • 「ブロッコリーがつぶつぶして面白いね。」
  • 「お米をたくさん食べらえて偉いね。」

といった具合にとにかく褒めまくりましょう!

子どもにとって食事の時間はパパママに褒めてもらえる楽しい時間になります

これの良いところは、「何で残すの!食べなさい!」って怒るよりも確実に楽で親側も嫌な気持ちにならないこと

怒るのってエネルギーがいりますからね

ご褒美は逆効果

「ピーマン食べたら、大好きなイチゴあげるよ」

みなさんはこれやってませんか?

これをやると確かに食べてくれますが、偏食を悪化させてしまう恐れがあるのです

なぜかというと、

「ピーマン食べたら、大好きなイチゴあげるよ」はピーマンはイチゴよりも美味しくないものだと言ってるも同然だからです

RPGでレベル10のイチゴとレベル1のピーマンを選べたら、わざわざレベル1を選びませんよね。使ったことはないけどレベル1の設定だから弱いはず、それならレベル10のほうにしようってなりますよね

これが繰り返されると

レベル10イチゴ
レベル8とまと
レベル5きゅうり
レベル3なす
レベル1ピーマン

といった具合にランク付けができてしまい、レベル5以下は食べないほうが良いという誤った認識になってしまうのです

ついつい使いたくなる方法ではありますが乱用はよくありませんよ

おわりに

ここまで伝えておいて申し訳ないのですが、実際に毎回全部を実践するといったことは無理です

ゆっち

少なくとも僕はできていません!

それでも、このことを知っておくことで子どもの偏食に対する意識は変わると思います

できることから少しずつ、コツコツと積み上げていきましょう

我々親にも成功体験の積み重ねが重要なのです!

離乳食でお困りの方はサブスクの利用を検討してみてください

離乳食の用意って大変なのに食べてくれないとすごくガッカリしちゃいますよね

時短になって楽できるのがサブスクです!

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僕のブログでは他にも皆さんのお役に立てる情報を発信しています

ぜひ他の記事もあわせて読んでみてください

それでは、

またね。

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